メーカー:SUZUKI
車種:スイフトスポーツ
型式:ZC32S
グレード:
年式:2012/平成24年
駆動方式:FF
【インプレッション】
■ スタイリング スイフトスポーツZC32Sは純正のサスキットでは、乗り心地を考慮してか、ダンパーストロークが大きく取ってある為、車高がスポーツタイプにしては高めである。分かりやすく例えるなら、ホイルハウスとタイヤとのスキが、握りこぶし一つ分ぐらい楽に入る程のスキがある。 STREET ADVANCE を取り付ける事により、車高が程よく下げられ、指一本半ぐらいのスキとなり(推奨車高値)、精悍なスタイリングが得られる。またアルミ、タイヤとも変えてあれば尚更、サイドビューが引き締まり、迫力のあるスタイリングになるかと思います。 STREET ADVANCE の車高推奨値はF-35mm R-30mm これはスタイリング、乗り心地等を考慮された数値で、とてもバランスがいいかと。 車高の下がり具合は、純正よりかなり下がっているが、フェンダーが被るようなベタベタな落ち具合ではなく、さり気ない落ち具合で、新型スイフトスポーツの車格とマッチして、ヨーロッパ車みたいな上品な感じで好感が持てる。
■ 街中の乗り心地 減衰力調整は16段階で、とりあえず推奨値の10段戻し、前後ともで使用しているが、街中では車高調=ゴツゴツした感じのもの というイメージではなく、車高調としては乗り心地が良い。 これは純正よりも太い複筒式のショックアブソーバーや、純正より若干バネレートが高めの(F3.2 R3.0)スプリングなどが効いているかと思われる。この辺りはSTREET用として開発して、セッテングしてあるだけに快適である。 段差を乗り越える時でも、ガツンと来るのではなく、ある程度の衝撃は来るものの、すぐにいなしてくれる感じです。 純正の足回りで試乗の時に、少しスピードを出してレーンチェンジした時に感じた多少フラつく感じも無く、タイヤの特性もあると思いますが、狙い通りのラインでスパッといける。
■ 高速道路の安定感 120km以上の速度においても安定しており、挙動が乱れることなく、接地感を感じられる。高速レーンチェンジにおいてもふらつかず、スッと入れる。リヤのダンパーの収まりがいい感じがします。
■ 同乗者の方の乗り心地 先日、家内を助手席に乗せ150km程ドライブしましたが、乗り心地は悪くないとの評判でした。減衰力は10段 段差等の乗り越えについてもさほどの衝撃、「振動は感じないね」とのことでした。
■ STREET ADVANCEはお友達に勧められる車高調か? STREET ADVANCE 今回、モニターキャンペーンで思いもよらぬ当選で装着することが出来ましたが、実際、自分で購入するか、どうか と考えた場合、実はガレージの関係で車高を下げる必要性があったので、これの一つ上の全長調整式フレックスコンパクトを購入しようかと考えていたんですが、全長調整式と今回のSTREET ADVANCEのセッテングデーターを比較、検討したところ ダンパー、スプリングのベストなマッチングを思うと、ネジ式と全長調整式で車高推奨値が同じことから、ネジ式でもいいかと思いました。 しかし これはあくまでもSTREET用としてチョイスする場合であり、本格的にサーキットなり峠などを攻める場合は、バネレートの高いフレックスコンパクトの全長調整式(F7.0 R4.2)のがいいかと思います。
そんなには過激には走らないけど、純正を越えるそこそこの足のよさがあって、スタイリングもいい車高調で、乗り心地が良くてリーズナブルに買える車高調が欲しい という方にお勧めかと思います。 |